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長瀞温泉ホリック 第4回 玉川温泉

アウトドアツアー会社アムスハウスのスタッフによる連載、『長瀞温泉ホリック』。ホリック(中毒)の名前の通り、長瀞から秩父地域を中心に温泉を訪れるというもの。

長瀞のある秩父地域は多くの温泉が湧出している。数百年もの間、秩父地域の門前宿や湯治場は秩父礼所などに訪れる多くの巡礼者を受け入れてきた。長い歴史があるにも関わらず、秩父の温泉は意外と知られていない。そんな秩父エリアを中心に旅館、ホテル、日帰り温泉、銭湯を問わず、温浴施設を勝手に紹介する。

第4回は、秩父エリアを飛び出し、ときがわ町は『玉川温泉』。早速秩父じゃなくなっているが、多めにみてもらえるとありがたい。ときがわ町は都心から車で1時間のところに位置している。自然豊かでアクセスもいい、そのような立地からか移住者が多く、ローカルビジネスが盛んな場所でもある。

ときがわ町

町の中心には、その町名の由来にもなっている都幾川(ときがわ)が流れている。町にたった一つある駅、八高線明覚(みょうかく)駅。駅が一つだからこそ、美しい森や川などの自然が守られてきたのかもしれない長瀞に近い雰囲気も感じるが、原っぱのように開けた場所があるのは、長瀞と違う点だ。

入口には昭和レトロなミゼット

到着し建物に近づいていくと、まず目を引くのは昭和の三輪自動車ミゼットと真っ赤なポスト。思わず記念写真を撮りたくなる場所だ。これは写真映えするだろうな。玄関を入るとこれまたいかにも昭和レトロな理容店の椅子とパーマ機。コーラやスプライトの瓶の自動販売機は現役だ。

玉川食堂と休憩所

受付で料金を支払い、中へ進むと左手に売店や女湯、玉川食堂、右手には男湯と座敷がある。男湯、女湯は毎週日曜日に入れ替わりだそうだ。玉川食堂は、食券式の食事処。定食、そばうどん、カレーやラーメンなどの豊富なメニューの中から券売機で購入し、1階と2階にある休憩所で食べることができる。1階の休憩所はテレビがあり、半分が板の間にテーブル、もう半分が畳にこたつが置いてあり、のんびりできる。今回私が頂いたのは、『ゆずラーメン』。鍋の定食を食べている人が何組がいた、恐らくすき焼き定食だろう。そちらも食べてみたい。もつ煮定食も食べたい。

木の図書室

玉川温泉で最も気になっていたのが、木の図書室。雑誌が壁一面に並び、昭和の漫画などが置いてある。独り掛けのリクライニングソファと寝ころべるロフトがある、マッサージ機も無料で使えるので温泉のあとに寛げる。アロマのいい香りと心地のいい音楽が流れており、居心地がよくかなり長い時間、雑誌を読みふけってしまった。木の図書室の外にあるテラスにはハンモックがあり、今の時期の日向ぼっこには最適だと思う。

お風呂

いよいよお風呂へ。脱衣所は50人ほどは使えるだろうという数のロッカーがある。お風呂は、内湯が1種類と露天風呂が1つ。泉質は”アルカリ性単純温泉”。入ると中はかなり広く洗い場にはシャワーが20以上はあるだろうか。土日祝日には朝営業もしているらしく、朝5時から利用可能だ。

※泉質は単純硫黄温泉(低調性、アルカリ性、温泉)
単純温泉とは、成分が一定量以下である温泉。成分が薄いため刺激がすくなく、肌の弱い人、幅広い年齢の人が楽しめる。
玉川温泉のPhは10.1なので、強めのアルカリ性に分類される。血行促進や肌をすべすべにする効果がある。入浴後の保湿も重要。

内湯

浴室内はコの字型になっており、両端に温泉があり、中央にはシャワーがある。露天風呂はコの字の凹んでいる部分だ。温泉はさらさらとした質感で、しばらくはいっていると肌がすべすべとしてくる感覚がある。日替わり風呂もあり、当日はゆず湯が用意されていた。

露天風呂

広いつくりの露天風呂は、屋根があり雨がふっていても楽しめる。テレビをみながらのんびり浸かることできて、ついつい長湯してしまった。お湯の温度が高すぎないのと気温の低さがちょうどよいのだろう。やっぱり露天風呂は寒い日に限る。

今回のドリンク

お風呂をでたらドリンクを飲もう。脱衣所にも牛乳やコーヒー牛乳の自販機はあったが、せっかくなのでオリジナルドリンクを飲もうと思った。受付前にはご当地コーラやサイダーのドリンクコーナーがある。迷ったが今回は玉川温泉サイダーにした。おそらくゆずのサイダー。後味さっぱり、風呂上りには最高。

昭和な売店

玉川温泉は売店が充実している。昭和レトロがコンセプトで、ケロリンの風呂桶や昔懐かしい駄菓子、ときがわの名物など品数が豊富でみているだけで楽しい。

本日のまとめ

ときがわ町の里山的な場所に位置する玉川温泉は単なる温泉ではなく来た人が食べ、飲み、寝て、日ごろの疲れを全部リフレッシュできるアミューズメント施設だ。一日いられる居心地の良さがある。

次はどの温泉をディグろうか。

【店舗情報】
昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉
住所:〒368-0072 埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川3700
TEL:0493-65-4977
公式HP:https://tamagawa-onsen.com/
アクセス:R八高線明覚駅よりタクシー約8分、東武東上線武蔵嵐山駅より車約10分
東武東上線『武蔵嵐山駅』西口ときがわ町路線バス「十王堂前経由 せせらぎバスセンター行き」、「十王堂前」下車で徒歩約15分
定休日:年中無休 ※年に数回メンテナンスあり
利用時間:平日10:00~22:00(最終入館21:30)
土日5:00~22:00(最終入館21:30)
料金:平 日 大人830円 子供(小学生)400円 子供(未就学児)200円
土日祝 大人880円 子供(小学生)400円 子供(未就学児)200円
朝割:大人630円 子供(小学生)300円 子供(未就学児)100円
備品:リンス、シャンプー、ボディソープ、泥パック
レンタル:販売用タオル220円、レンタルタオルセット(タオル・バスタオル)220円、館内着220円

文・写真:コーイチ

当社はラフティング、パックラフトを中心にアウトドアツアーを運営している会社です。
アウトドア以外にも秩父・長瀞から面白いことを発信しようと日々奮闘中。

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