埼玉県立川の博物館（かわはく）で開催された「カッパクエスト」についてお話ししたいと思います。このイベントは、勤労感謝の日である11月23日に行われ、子供たちとその保護者向けに水や川の安全についてアムスハウスのスタッフより講習や体験を提供する素晴らしい機会となりました。

イベントの概要と目的

「カッパクエスト」は、川の魅力と安全性を学ぶ特別なイベントです。子供たちが楽しく学びながら、川の大切さを理解することを目的としています。特に、川での安全な遊び方や、自然環境を守るための知識を身につけることが重要です。
このイベントは、埼玉県立川の博物館のふれあいホールと荒川わくわくランドで行われました。参加者は、まずふれあいホールで川についての講義を受け、その後、実際に川の模型を使った体験活動に移りました。

座学（かっぱ３兄弟）

ふれあいホールで行われた講義では、ユニークなキャラクター「かっぱ３兄弟」を通じて、川の流れの特徴をわかりやすく説明し、川の安全についての重要な講習が展開されました。レスキューインストラクターであるタクは、川で遊ぶ際の注意点や、万が一の事故に備えた対策について、彼自身が描いたイラストを用いて子供たちに伝えました。視覚的なアプローチは効果的で小さいお子さんでも興味が湧きます。プレゼンの中では、引っ張りカッパやどすこいカッパといった魅力的なキャラクターを通じて、川の危険性やその特徴について学ぶことができました。子供たちは楽しく学びながら、川の安全対策についての意識を高めることができました。

ラムネアバター（みがわりくん）

次に、ラムネの入れ物を使って自分のアバターを作成しました。かわはくのスタッフ”若目田さん”の手解きのもと、個性豊かなそれぞれのアバターを作って、屋外へ出陣です！かわはくの施設内にある荒川わくわくランド。冬季は休園ということでランド内にある川の模型（実際に水が流せる）を利用して自分のアバターを流しながら、川の流れの速さや、障害物の影響を実感することができました。この体験は、遊びながら学ぶことができる素晴らしい機会でした。最後に冷たい水の中に足を入れ、自分自身でも川の流れを体感する勇者もいました。

パックラフト体験！！

さらに、パックラフトで遊ぶ体験もありました。アムスハウスの真骨頂であるパックラフトを持ち込み、普段はできない施設内のプールで実際に水の上を漕いで楽しみました。水に触れながら、川の流れを感じることができ、子供たちの笑顔が印象的でした。

ワークショップ: ゴミの自然分解

イベントの最後には、リラが扮するカッパが登場し、自然環境を守るための大切なルールを、楽しく学ぶことができました。子供たちは、カッパの登場に大喜びし、LNT（Leave No Trace）のカリキュラムより引用した「life of trash」というワークショップも行われました。さまざまなゴミが自然分解するのに何年かかるかを学ぶことで、環境問題について考えるきっかけとなりました。子供たちは、ゴミのイラストを見ながら、年表に置き、ゴミの分解時間を話し合いました。

参加者の感想と体験
参加者からは、「楽しかった！」「川のことがもっと好きになった！」という声が多く聞かれました。特に、実際に水に触れたり、アクティビティを通じて学ぶことができた点が好評でした。親たちも、子供たちが楽しみながら学べる環境に感謝していました。

イベントの意義と今後の展望

「カッパクエスト」は、川の安全性や環境保護について学ぶ貴重な機会となります。コンテンツとしてはまだまだ発展途上ですが、今回のように出張にて講習会やイベントの開催は受けたまっています。より多くの子供たちが川の魅力を知り、安全に楽しむことができることを願っています。自然を大切にしながら、楽しい思い出を作ることができるイベントが増えることを期待しています。

special thanks 埼玉県立川の博物館 若目田さん！