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ラフティング業界における環境保全の新たな一歩|RAJ×LNTJ連携協定締結レポート【長瀞 アムスハウス】

LNT(環境について)

RAJ×LNTJ 連携協定が締結されました

2026年4月20日、
一般社団法人ラフティング協会(RAJ)と
特定非営利活動法人リーブノートレイスジャパン(LNTJ)の連携協定が正式に締結されました。

この協定は、ラフティング業界における環境保全と安全文化を、より高いレベルで現場に実装していくための取り組みです。

なぜ今、環境倫理なのか

アウトドアアクティビティは自然を楽しむものですが、同時に自然環境へ影響を与える側でもあるという現実があります。

特にラフティングは
同じポイントへの集中上陸
河川間の移動による外来種の持ち込みリスク
利用圧の増加

など、見えにくい影響が積み重なりやすい分野です。

だからこそ今、個人の意識に委ねるのではなく、業界としての共通基準が必要だと考えています。

LNT(Leave No Trace)とは

LNTは、自然環境への影響を最小限に抑えるための行動原則です。

その起源はアメリカにあり、アメリカ合衆国内務省国立公園局を中心に、自然利用の増加による環境負荷の課題に対応するために体系化されました。

国立公園の利用者が増加する中で、単なるルールではなく、「利用者自身の判断で環境への影響を減らすための考え方」として整理されたのがLNTです。

その後、この考え方はアウトドア教育やガイド業界を通じて広まり、現在では世界各国のアウトドアシーンで共有される行動原則となっています。

特別な技術ではなく、誰でも実践できるシンプルな原則で構成されていることが特徴です。

私たちアムスハウス&フレンズの立場と今回の取り組み

アムスハウス&フレンズでは、代表の平井琢がLNTレベル2インストラクターおよびRAJ副理事を務めており、その立場から本取り組みに主体的に関わっています。

また、現場スタッフにもLNTレベル1インストラクターが複数在籍しており、ガイドだけでなく受付や撮影を含めたチーム全体でLNTの理解と実践を進めています。

現場を日々運営する中で感じているのは、環境配慮は理念ではなく、技術であるということです。

例えば
上陸ポイントの選定
休憩の取り方
装備管理
ツアー導線の設計

これらはすべて環境負荷に直結します。

つまりLNTは、良いことをしましょうという考え方ではなく、ツアー品質そのものを構成する要素だと捉えています。

なぜアムスハウスが取り組むのか

アムスハウス&フレンズではこれまでも、
体験の質を重視したツアー設計
自然との距離感を大切にするガイディング

を大切にしてきました。

今回の連携協定は、その方向性をより明確にし、言語化・体系化するための一歩だと考えています。

すぐに効果が出るものではありません

この取り組みは、短期的な集客や売上に直結するものではありません。

一方で
ガイドの質の向上
お客様体験の向上
フィールドの持続性

という観点では、長期的に見て確実に価値を生む取り組みです。

今後の具体的な取り組み

RAJとしては今後、
ガイドテキストへのLNT導入
講習・試験への反映
ガイドへの普及

を進めていく予定です。

アムスハウスとしても
現場での実践
スタッフ教育
ツアー設計の見直し

を通じて、形だけでない運用を目指していきます。

最後に ここがスタートです

今回の協定はゴールではなく、スタートラインです。

自然の中で仕事をする立場として、その価値を守りながら、より良い体験を提供していく。

そのための取り組みを、これからも現場ベースで積み上げていきます。

長瀞でのラフティング体験はこちら
https://amshouse.co.jp/

投稿者プロフィール

Taku
Taku
Rescue3(水難救助)インストラクター
ラフティング協会公認マスターガイド
川での事故を無くすために日々奮闘!