RESCUE3講習案内
RESCUE3はアメリカ発祥の国際的な救助技術教育機関で、世界中に支部を展開しています。日本国内では「RESCUE3 JAPAN」が正規支部としてインストラクターの認定を行い、特に急流救助(スイフトウォーターレスキュー)分野において高い評価を得ています。
当社では、RESCUE3公認の以下の2つの講習プログラムをご提供しています。
BWR講習(1日間)
「Basic Water Rescue」の略で、主に水辺環境で活動する方を対象に、以下を学びます:
・自らが要救助者にならないための知識と基本技術
・必要な装備の理解と安全な活用方法
・初期対応における迅速かつ安全な救助アクション
対象:水辺の仕事に従事する方、野外活動指導者、職務またはボランティアで救助活動を行う方
SRT-1講習(3日間)
「Swiftwater Rescue Technician-1」の略で、より実践的・組織的な急流救助技術を段階的に学びます。
・セルフレスキュー(自己の安全確保)を基礎に
・基本技術 → 応用技術 → 想定訓練へと発展
・個人対応からチームによる組織的救助技術の習得
対象:救助機関に所属する方、プロフェッショナルのリバーガイド・インストラクターなど、職業的な救助活動に携わる方
簡潔に述べると、BWRはSRT-1のコア部分を抽出し、短期間で受講できる講習です。
開催予定日と料金
申込締切:開催日の14日前まで
最小催行:14日前の時点で未達 → 中止
連絡時期:14〜10日前に開催可否をメール通知
連絡未着時:迷惑メール振分け等の可能性 → 参加者からお問い合わせをお願いします
申込締切後に参加を希望される場合でも、例外的に受け入れ可能な場合があります。
ただし、以下の条件をすべて満たす必要があります。
・講習の定員(最大人数)にまだ余裕があること
・参加者が教材テキストおよび修了証の後日送付に同意いただけること
上記の条件を満たし、受け入れが可能な場合は、当社よりご連絡いたします。
その際、内容をご確認のうえご了承いただければ参加可能となります。
※ 締切後のお申し込みは原則としてお断りしておりますが、上記条件下でのみ対応可能です。
BWR(ベーシックウォーターレスキュー)講習(1日間)
| 開催日 | 場所 |
| 本年度の開催スケジュールはすべて終了しました | 長瀞(荒川) |
SRT-1(スイフトウォーターレスキューテクニシャンレベル1)講習(3日間)
| 開催日 | 場所 |
| 本年度の開催スケジュールはすべて終了しました |
料金
| 講習名 | 講習料 | 保険料 |
|---|---|---|
| BWR(1日間) | 25,000円 | 500円 |
| SRT-1(3日間) | 54,000円 | 500円 |
| SRT-1(3日間)リフレッシュ(有効期限内再受講) | 50,000円 | 500円 |
修了証の有効期限について
- 有効期限:原則として3年間です。
- 受講後に一定期間が経過すると、技術や知識がアップデートされていない可能性があるため、期限を設定しています。
- 国内においては、修了証の期限そのものよりも、技術の継続的な習得と熟練が重視されます。
- 本修了証は「Rescue3 Japanによる講習修了の有効期間」としてお考えください。
- 再受講や継続的な練習を努力目標として推奨いたします。
申し込み方法(オンラインのみ)
貸切講習以外は下記のフォームより参加者1名ずつご入力ください。
団体・貸切講習をご希望の方は、以下のリストをダウンロードし、必要事項を記入の上メールでお送りください。
持ち物
- 筆記用具(座学)
- ライフジャケット、ウェットスーツまたはドライスーツ、川用シューズ、スローバック(実技)
- 雨具(SRT-1受講者)

※レンタル可:1アイテム500円(ウェットスーツは1,000円)
集合場所
キャンセルポリシー
開催日10日前〜当日のキャンセルは受講料の50%を頂戴します。悪天候中止の場合はキャンセル料は発生しません。
講習内容
座学(机上講習)
- レスキュー3概要・目的
- 救助哲学と行動指針
- 流水動力学とリスク理解
- 救助装備の紹介(個人・団体)
- インシデントコマンドシステム
- リスクアセスメントとサイズアップ
実技(河川講習)
- リバースイム、スイムレスキュー法
- スローバックレスキュー
- トゥルーレスキュー
- ロープ展張救助とメカニカルアドバンテージ
- ボートレスキューとボートコントロール
- 応用救助技術(エントラップメント救助)
認定試験
カリキュラム中に実技のチェックおよび全課程修了後ペーパーテストを行います。合格条件に満たない場合は修了書の発行はできません。
RESCUE3 International修了書(3年間有効)を発行します。
RESCUE3とは
RESCUE3(レスキュー3)は、アメリカを拠点とする国際的な救助技術教育機関です。1979年に設立されて以来、世界中で急流救助(スイフトウォーターレスキュー)やロープレスキューを中心とした救助技術の普及・啓発に努めています。これまでに30万人以上の受講者を輩出し、国際的な基準となるカリキュラムを開発してきました。
日本国内では「RESCUE3 JAPAN」が正規支部として活動しており、消防・警察・自衛隊・アウトドア業界のプロフェッショナルから一般参加者まで、幅広い層に対して講習を提供しています。講習は実践重視で、リスク管理、セルフレスキュー、チームでの安全な救助活動を学びます。特に流水環境下における救助技術については、世界トップレベルの教育体系とされています。