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長瀞温泉ホリック 第6回 満願の湯

周辺情報

アウトドアツアー会社アムスハウスのスタッフによる連載、『長瀞温泉ホリック』。ホリック(中毒)の名前の通り、長瀞から秩父地域を中心に温泉を訪れるというもの。

長瀞のある秩父地域は多くの温泉が湧出している。数百年もの間、秩父地域の門前宿や湯治場は秩父礼所などに訪れる多くの巡礼者を受け入れてきた。長い歴史があるにも関わらず、秩父の温泉は意外と知られていない。そんな秩父エリアを中心に旅館、ホテル、日帰り温泉、銭湯を問わず、温浴施設を勝手に紹介する。

第6回目は、秩父郡は皆野町にある『満願の湯』。

皆野町日野沢

日野沢川のほとりにある『満願の湯』。近くには秩父礼所34番の水潜寺がある。日本百観音寺の「結願寺」としても知られ、巡礼の最後の参拝するお寺らしい。境内には鍾乳洞があり、かつては巡礼を終えた人が身を清めたようだ。近いので時間に余裕があれば、水潜寺にも立ち寄ってみるのもいい。

札所34番日沢山(にったくさん)水潜寺は、秩父札所巡礼の最後に参拝する寺で「結願寺」と言われます。西国、坂東、秩父のそれぞれ三十三番あった札所に1つ加えることで、日本百観音の結願寺となったと伝承されており、江戸時代の観音霊験記にもそのいわれが書かれています。観音堂内には、百観音巡礼を終えた巡礼者の笈摺(おいずる:巡礼者が羽織る白衣)や金剛杖、菅笠、千羽鶴などがお札とともに奉納されています。沢の奥にある石灰岩体には「水潜りの岩屋」と呼ばれる鍾乳洞があります。かつては巡礼を終えた人々がここで胎内くぐりをして、水に濡れながら身を清め、潜り抜けると俗界に戻ると伝えられ、この寺の名の由来となっています。また、鍾乳洞から流れ出る水は「長命水」として長生きをすることができると伝えられています。                         
                                           ジオパーク秩父より引用

満願の湯

長瀞町の会社からは車で30分ほど。電車で来る場合は、秩父鉄道皆野駅から町営のバスに乗り込む。皆野駅からは約15分ほどで到着する。かなりリピートしていることもあり、ナビをいれる必要もなかった。すこし山あいの道を進んでいくと、川沿いに大きな満願の湯の看板が見える。

ロケーション

広い駐車場から温泉に向かう。玄関の前がちょっとした日本庭園になっている。武甲山や岩畳を模したものらしい。今まで気が付かなかったが、水だめがある。

玄関をくぐるとまず、農産物コーナーがある。こういうのが意外といいんだよな。地元の食べ物を地元で買うというのは、地産地消だ。そう、これはまさにACT LOCAL THINK GLOBAL 。受付で料金を支払って温泉へ向かう。タオルを持ってなければ、レンタル・販売も行っている。レンタルタオルだと気になってしまう人にとって、販売があるのは嬉しいポイントかもしれない。

農産物直売コーナー

休憩所

1階にある大広間では食事もできるし、風呂上りの休憩所としても使用できる。食事メニューは豊富で合わせて60種類の中から選べる。豚みそ丼やわらじカツ丼などの秩父名物やみそポテト、味噌おでんなどの軽食も充実している。温泉で秩父の名物も網羅できるのはお得。アクティビティなどで体を動かした後、温泉と食事を同時で楽しめる。テレビがあるので、休憩するのにもちょうどいい。

満願の湯の食事処

お風呂

露天風呂が一番の売りで、「黄金の湯」と「宝登の湯・産の湯」の2種類で分かれていて、季節ごとに男女が入れ替わる。今回入ったのは、「黄金の湯」。脱衣所は広く、100円返却式のロッカーが設置されている。いざ、入浴。

※泉質は単純硫黄泉(アルカリ性・冷鉱泉)
水分を吸収しやすい、美肌効果、源泉温度が25度以下。
適応症は神経痛、疲労回復、慢性皮膚病、健康増進、糖尿病、美肌等々。

内風呂

まずは、内風呂。シャワーは15個ほど用意されている。味があって地元の温泉という感じ。最近は営業時間が短縮されていたので、ちょっと掛け足で風呂に入る。アルカリ性の泉質はまろやかで、気持ちがいい。浴槽が大きくのんびり浸かっていられる。狭い浴槽に、ぎゅぎゅうの人がいては少し辟易してしまうから、やっぱり温泉は広い浴槽に限る。

黄金の湯(露天風呂)

満願の湯の一番の売りである露天風呂。満願の湯は日野沢川の流れる渓谷の岸に立っている。どの露天風呂からも満願の滝を見ることができる。この景色はなかなか味わえない。川を上から眺めながら湯舟に浸かることができる。気持ちが良すぎて、ホタルの光(閉館の音楽)が流れるまでしばらく露天風呂で落ち着いてしまった。リフレッシュには最適な露天風呂だ。

今回のドリンク

戸田乳業のコーヒー牛乳

またまた、おなじみ戸田乳業の「コーヒー牛乳」。完全に好きです、戸田乳業。毎回のように飲んでいることもあり、勝手に親近感がわいてきている。秩父コーラや秩父ソーダを作っている秩父郡小鹿野の老舗飲料メーカー。牛乳の他にもたくさんの清涼飲料を作っているので、ぜひ検索してみて欲しい。

今回のお土産(売店)

売店がやっていなかったので、断念。また次回にしよう。

本日のまとめ

とにかく露天風呂がいい温泉。露天風呂からの景色がとにかく最高で、ずっと浸かっていたくなるような温泉だった。

次はどの温泉をディグろうか。

【店舗情報】 秩父温泉 満願の湯
住所:〒369-1625 埼玉県秩父郡皆野町大字日野沢4000
TEL:0494-62-3026
公式HP:https://www.chichibuonsen.co.jp/index.html
アクセス:秩父鉄道皆野駅から皆野町営バス日野沢行きで15分秩父温泉下車。皆野駅からタクシーで15分。関越道花園インターから車で30分
利用時間 10:00~21:00 ※現在20:00までの短縮営業
料金:(大人/中学生以上)1日平日850円、17時~平日650円、土日祝日1日1000円
(小人/3才~小学生) 1日平日500円、17時~平日350円、土日祝日1日600円
備品:備付石けん、シャンプー、リンス、ドライヤー、貸しタオル(フェイスタオル・バスタオル)250円、タオル(250円・袋付)・バスタオル(500円・無地)

当社はラフティング、パックラフトを主にアウトドアツアーを運営している会社です。
アウトドア以外にも秩父・長瀞から面白いことを発信しようと日々奮闘中。