「龍勢祭り」とは、毎年10月の第2日曜日に行われる、秩父吉田「椋神社」例大祭の神事。そこで奉納される手作りロケットを「龍勢」と言い、今年は27の流派が1年かけて龍勢を作り、順々に大空高くロケットを打ち上げました🚀
白煙を噴きながら勢いよくロケットが発射されるその様は、まさに白龍が立ち昇るかの如く、まさに「龍勢」！

それぞれの流派が、龍勢の打ち上げ前に、独特の節回しの「龍勢口上」を読み上げるのですが、口上には流派の想いが込められ、グッときます…
そしていよいよ点火!!固唾を吞んで発射を見守ります…

勢いよくロケットが飛び立ち高く昇りつめ、その瞬間に落下傘が開き、それに吊り下げられた矢柄に仕掛けられた紅煙と色火が点滅すれば「成功」の大喝采です！
ですが全ての流派のロケットが成功する訳ではなく、中には、飛び立たないロケットや、横に飛んでしまうもの、飛んだけど落下傘が開かないものなど、失敗に終わるケースもあります。
その時に悔しさを滲ませながら「また来年頑張りまーすっっ!!!!!!!」と叫ぶ流派の方々の想いもまた熱く…。
毎年ストーリーが続いていくお祭りなんだな〜としみじみしちゃいます。
一緒に行った子供達も、このロケットの迫力には大興奮！
成功か⁈失敗か⁈
今のが一番飛んだんじゃない⁈
と、大人と一緒に楽しんでいました🎵