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川の安全を守ろう!楽しい水辺の活動を安全に楽しむ8つのルール

レスキュー・安全管理

夏の訪れとともに、川辺での楽しいアクティビティが増えてきます。釣り、水遊び、ピクニックなど、川の自然を満喫する機会も増えますが、その一方で川の危険も忘れてはいけません。川の安全を守りながら楽しい時間を過ごすための8つのルールをご紹介します。

1.飲酒と水辺活動の禁止

当たり前ですが成人の方の事故に多く見られる傾向です。飲酒と水辺活動は相性が悪いものです。アルコールの影響で判断力が鈍ることがあり、事故を引き起こす可能性が高まります。飲酒は川での楽しみを台無しにするだけでなく、自身や他人の安全を脅かすことにもなりかねません。

2.ライフジャケットの着用

川での活動を楽しむ際は、ライフジャケットの着用を忘れずに!ライフジャケットは溺れ事故から身を守るために不可欠です。
ひざ下では必要ないなどの情報が流れていますが、もしも流された先が深かったらどうしましょう!?備えあれば憂いなし、ライフジャケットに着慣れていれば気になりません。川ではライフジャケットはマストアイテムです。

3.水流や深さを事前に確認

川の流れや深さは場所によって異なります。事前に地元の情報や案内板をチェックし、安全なエリアを選びましょう。急流や深い箇所は未経験者にとって危険を伴うことがあります。

4.気象条件の確認

天候は川での安全に大きな影響を及ぼします。雨が降ると川の水位が急上昇することがあり、危険な状況が生じることがあります。予報を確認し、安定した天候で活動を行いましょう。

5.子供の監視と教育

子供たちが水辺で遊ぶ際は、十分な監視が必要です。また、川の危険性について子供たちに理解を促すことも重要です。水の中に入る際のルールや注意事項をしっかり教えてあげましょう。


ここまでが必ず守ってもらいたいルールです。これ以降は、あればいい、やったらいいのルールになります。

6.もしもの準備

川での活動には救助道具を用意しておくことも大切です。水に浮くロープなど、緊急時に役立つアイテムを持参しましょう。万が一の事態に備えて準備をしておくことで、安心感が増します。
但しロープと子供を結ぶのは絶対にしないでください。川には流れがあり、ロープと子供を結んでいると流れに押されてつっぱってしまいます。そうなると子供はライフジャケットを着ているのに沈んでしまい、それに焦ってロープを離すとロープが川の障害物に引っかかってしまう可能性があります。これは特に危険な状況です。流れの強さや深さ、環境に左右される現象ですが、原則、ロープは体に結ばないようにしてください!

7.グループでの活動

川での楽しい時間を友人や家族と共有するのも素敵ですが、できるだけグループでの活動を心掛けましょう。仲間同士で協力して安全に楽しみましょう。また、誰かが何かしらのトラブルに巻き込まれた場合にも、グループで対処しやすくなります。

8.環境への配慮

川辺で楽しむ際は、自然環境への配慮も忘れずに。ゴミは持ち帰り、環境に優しい行動を心掛けましょう。美しい自然を次世代に残すためにも、マナーやルールを守りましょう。

夏の川辺での活動は楽しさと共に、十分な注意が必要です。安全な行動と心地よい時間を両立させるために、上記のコツを守って楽しい水辺のエンジョイをお楽しみください!


注意:川辺での活動はリスクを伴います。安全対策を講じたうえで、自己責任で楽しんでください。

平井 琢(タク)
1975年生まれ 水難救助インストラクターとして消防や警察に講習を展開
アムスハウス&フレンズの代表

投稿者プロフィール

Taku
Taku
Rescue3(水難救助)インストラクター
ラフティング協会公認マスターガイド
川での事故を無くすために日々奮闘!