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急流救助講習レポート|消防有志オリジナル講習編

レスキュー・安全管理

9月28日の午後と29日、福島の消防士さんが主導し、関東近県から駆け付けた消防の有志たちと共に、急流救助講習(スイフトウォーターレスキュー)を行いました。9月末とは思えない夏日に恵まれ、参加者たちは暖かい日差しの中で充実した時間を過ごしました。

急流救助とは

急流救助(Swiftwater Rescue)は、急流や河川などで発生する救助活動を指します。
水の流れが速く複雑な河川では、予期せぬ事態に遭遇することがあります。このような状況での救助は、特殊な訓練と経験が必要とされます。
救助活動の内容は、漂流者の救出や保護、資器材の回収、危険な場所からの脱出などを目的として行われます。また、事前に適切な安全対策やリスクマネジメントを行うことで、事故や遭難のリスクを低減することも重要な要素です。救助活動はチームワークと適切な装備の使用が不可欠であり、できれば急流救助の訓練を受けた救助者が実施することが望ましいです。

講習内容

座学講習

  • 急流救助の心得
  • 流水のメカニズム
  • 救助に必要な装備
  • ボートテザー法の解説
  • リバースイムの要点の解説

実技講習(午前)

  • ボートの操船(フェリーグライド)
  • ボートテザーの展開

実技講習(午後)

  • リバースイム
  • スローバック救助
  • 動水圧の体感
  • ライブベイトレスキュー
  • ゴー&スローレスキュー
リバースイミング、エディの活用
ライブベイトレスキュー
ストレーナー捕捉時の動水圧体験

今講習のオリジナルな部分

今講習では両日で延べ10名、座学のみを受講する方が2名、実技のみを受講する方が2名でした。実技のみの方は以前に基礎的な講習以上のノウハウを履修しています。また事情により2日目午前に帰路につく方がいることで本来の午前と午後の講義内容が逆転しています。
参加者の背景もさまざま水難救助隊もいれば、いまは司令部にいらっしゃる方も、自費で参加しているだけにみなさん貪欲で熱心に取り組んでいます。当社の展開する講習は基礎救助がメイン。次の段階ではやはりパドルボートの操船が不可欠になります。しかし操船の練習は1回、1日ではうまくいきません。当社では消防の方の受け入れを積極的行っています。操船技術の習得に好きな時来て、練習できる環境をなるべく整えています。

当日のコンディション9/28
天気晴れ
水量開始 15.1t / 終了 15.0 t
親鼻水位開始 1.37m / 終了 1.37m
気温最高 31℃ 最低 22℃
参加者の服装ロングジョンのみ

書いた人

平井 琢(タク)
レスキュー3インストラクター
消防や警察に急流救助講習を展開
アムスハウス&フレンズ代表

投稿者プロフィール

Taku
Taku
Rescue3(水難救助)インストラクター
ラフティング協会公認マスターガイド
川での事故を無くすために日々奮闘!